ヨーグルトは身体にいいのか?アーユルヴェーダ的な食べ方

腸は第2の脳、幸せは実は腸が作っていた☆うつを改善する食事の続きで、ヨーグルトのお話です。
腸にいい、と思って食べてる方も多いヨーグルトですが、実はアーユルヴェーダでは、重くて消化に時間の掛かる食べ物としてあまり勧めてはいません。
特に、鼻がぐずぐずする風邪の時などは超NGです。
なぜなら、ヨーグルトは身体を冷やし、カパが悪化してる時にはNGと言われています。
冬には食べないほうがいい食べ物です。
インドでは当たり前の知識らしく、冬場にラッシーを注文したら「そんなの、冬食べちゃダメだよ」と笑われました。
というか、誰も冬に注文しないのでメニューにありません。
それから、ポピュラーな組み合わせ、朝ごはんに果物+ヨーグルトも勧められません。
果物は消化が軽く、非常に早い速度で消化されるので他のもの、例えばパンと一緒に摂るとおなかの中で発酵します。
フルーツは単体で食べる、が正解です。
アーユルヴェーダでは食べる時間を大切にしていて、朝食べるフルーツは金、昼は銀、夜は銅、と言われて朝食べるフルーツは素晴らしいとされています。
ただ、糖類が多いので積極的に私は基本的には食べないです。
一方、ヨーグルトを食べる時間帯。
どうしてもヨーグルトが食べたい場合は、一番消化力が上がる10:00~14:00のお昼の時間帯がいいとされています。
ヨーグルト好きに朗報があります。
ラッシーといって水と良く混ぜた飲み物は消化を助けるといって勧められています。
特に、今のような夏場は身体を涼しくしてくれ、もたれがちな胃を助けて消化をサポートしてくれることから、ラッシーを食生活に取り入れるベストシーズン。
作り方は簡単で
ラッシーと水、砂糖(できたら蜂蜜か、精製されていないお砂糖)を、泡だて器で混ぜるだけ。
砂糖の代わりに塩を使う、甘くないラッシーもおいしいですよ。
私も夏になるとよく飲んでいますが、消化を助けてくれるから腸にいいし、身体が涼しくなります。
気になる糖分も取らなくていいので、素晴らしいですね。
塩の他にクミンを少し入れてもおいしいです。
私が今までの人生で一番おいしかったラッシーはインドの路上で飲んだラッシー。
どのお店でも、手作りのヨーグルトから注文が入るとその場で作ってくれます。
素焼きの器に入れてくれます。飲んだ後は土に還す。風情があって好きです。
そして、ヨーグルトの上のクリームの部分をトッピングしてくれるのですが、これが最高においしかったです
そこにローズウォーターで香り付けしてくれるおしゃれな屋台もあります。
レストランより屋台のほうが断然おいしいので、インドに夏行ったら試してみて下さい。
アーユルヴェーダに興味がある人にギーについて書いています。